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総合病院に入院中…。

病院では怪奇現象が頻繁に起こる…。と思われている方が多いと思う。

私も結構色んな病気や怪我で入院しているから怪奇現象の一つや二つは体験してても良さそうなのに、皆無である。

入院すれば分かるけど、病院は『病や怪我と戦う場所』なので、ある種の強い生命力を感じる場所である。

ある種、とは『苦痛や死に抵抗する力』だと思う。故に幽霊の出番は無いのだ。

廃病院とかは知らないけど。

で、怪奇現象では無いけど、私はとんでもなく怖い経験をしてしまった。

左の鎖骨骨髄炎(どうして発症したのかは謎)で骨の中が炎症を起こし、凄まじい激痛で身動き出来なくなった。そして病院に直行し、入院。検査したら、鎖骨の中がバラバラになっていた。治療は抗生剤、消炎剤、鎮痛剤の点滴と、痛み止めの座薬だけ。24時間朦朧としていた。

治療より検査がとんでもなく痛かった。骨に穴を空けて、中の組織を取り出してどうなっているか調べた。麻酔無しで。悲鳴を上げたさ。医者に「痛がってんなー」と言われて笑われた。腹立つわー。ここの病院こんな医者ばっかりですわ。実名は出しませんけど。

なんとか10日程で症状が治まり、歩けるようになった。

給湯室でインスタントコーヒーを飲んでホッとしていた。すると他の病室の入院患者がやって来た。

私は挨拶した。みなさんニコニコして挨拶を返してくれた。

世間話でもしようとした。でも、なんか変だ。車椅子の人や腕を吊っている人や松葉杖の人や顔面に包帯を巻いてる人も居る。

怪我人ばっかり。そして彼らの会話が聞こえて来た。

「なあ、お前は何やってん?」「強姦やって年少行って、強盗二回」「へー。俺は昔殺人やってるからあんまり無茶でけへんねん」「俺、タクシー強盗。運ちゃん半殺しにして金盗んだら捕まってもた。あはは」「放火。焼け跡から金庫掘り出すねん」「効率悪いなあ、それ」「そやねん」「ムショ入っても絶対またするよなあ」「するする」「せえへんヤツはどうかしとる」「ムショって住み心地ええからなあ」「懲役って、仕事くれるし」「アホやなあ、警察は」「わはははは」

間近でこんな会話を聞きました。心底ビビりました。私とは別次元の世界の会話です。

しかし、全員どこかしら怪我をしているのが不思議だった。「なんでだろ?」と考えて、ある結論に至りました。

痛みを感じ難いのではないか? または殆ど感じないのでは?

だから平気で人に暴行する。自分がされても何も感じないから、相手が痛がってもその意味が分からず、ただ面白いのでは?

階段から落ちて骨を折った。なんか歩きにくい。足が腫れている。病院に行ったら骨折だと分かり、ギブスをして入院。でも痛くないから歩き回る。腕を折っても、肩を外しても「動きにくい」としか思わない。そんな体質なのでは?

生まれつき痛覚の無い人も居る。これは病気(難病)で、子供の頃は痛みが無いから二階の屋根から飛び降りたりするらしい。痛みを感じないから、虫垂炎になって、虫垂が破裂して、腹膜炎になっても平気。当然誰にも何も言わない。故に成人するまでの生存率は極端に低いらしい。

と言う事は、給湯室に集まってきた人達は痛覚が無いわけではなく、限りなく痛みを感じない体質なのでは?

私の友人が、部屋で雑魚寝をしている時、別の友人が眠ったまま喘息の発作をおこして、顔面蒼白になっているのを見て「おもろい息しとんなあ。わははは」と笑った。私は慌てて喘息の発作を起こしている友人を起こして気管支拡張剤(スプレー式)を吸わせた。眠っている時に喘息の発作が出るとそのまま窒息死する場合がある。喘息の発作を見て笑った友人は、喘息じゃないし、喘息の知識も無いから「変な息~」としか受け取れなかったのだろう。

体験しなければ察することも出来ない。それが他人の苦痛である。

あと、自分の命にさほど価値を感じていないように思った。自分の命に価値が無いのだから、他人の命なんか何の意味も無い。ストーカーやって、相手を殺して、自分もさっさと自殺する。こんな事件が後を絶たない。

全て痛覚が鈍いからだとは思わないけど、ある程度の相関関係はある筈だ。

どうにかならないだろうか? 本当にそう思う。

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