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日本人の労働概念

人間は、どんな立場でも仕事をしなければ生きて行けません。

単純に表すとこんな感じでしょうか。

『仕事をする』→『金銭を得る』→『生活する』→『生きて行く』

これは『生きて行く』から始めても同じですね。でも『金銭を得る』から始めると、

『仕事をする』が無くなるか、薄くなります。この状態になると人は『犯罪に走る』

か『仕事が辛くなり、不正を働く』ようになります。ふむ。意味的に同じかも。

で、より多くの金銭を得るために『資格を取得する』という項目も出来ます。

『仕事をする』が『重労働をする』に変化する場合もあります。

まとめると以下のようになります。

『学校に行く』→『資格を取得』→『仕事をする』→『金銭を得る+資格分』→『生活する』→『生きて行く』

専門学校の場合は『スキルを得る』になって『金銭を得る+スキル分』が付加されます。

凄く単純にしましたけど、大体です。

他に『目標を設定する』『目標を達成する』等の要素も入ります。

ところが! 本来日本人はこのような図式に当て嵌まっていませんでした!

信じるか信じないか、貴方次第! いやいや、事実しか書きませんのでご安心を。

日本人の労働概念は、仏教が伝わって来てから確立して行きました。

出家したお坊さんは働かず、修行の日々を送ります。目的は『悟ること』です。

『悟り』とは『理解する事』と言い換えても良いでしょう。『気付き』とも言えます。

厳密に言うと『生きる苦しみからの脱出』なんですが、悟りを開いた人にしか分からない事ですので、

ここでは単純化して表現します。

で、ある日ある時、一人のお百姓さんがお坊さんに問い掛けました。

「自分は毎日毎日農作業ばかりしてます。悟る為には、この苦しみから逃れる為には、お坊さんのように出家しなくてはいけないのですか」

「その必要はありません。貴方が毎日畑を耕すその鍬に仏が宿るのです。そして日々のお仕事の積み重ねは功徳となり、いずれ貴方を仏の道に至らせるのです」

このようなやり取りが現実にあったかどうか確かめられませんが、『一所懸命(一生懸命)』という言葉はこの古事から生まれました。

これは過酷な労働を強いられていた人達を救った逸話です。

「何の為に生まれて、何の為にこんな辛い重労働をしているのか?」

と、身分制度のある時代の底辺の人達(この表現はどうかと自分でも思います)は、

『労働の目的は、魂の救済にある』と認識するに至りました。

意識的に認識している訳では無く、世代を重ねるうちに『日本人の行動原理』となって行きました。

故に日本人は一所懸命働くようになりました。

日々の労働こそが、いや、労働でしか魂は救済されません。

江戸時代には殆どの日本人の共通労働概念となり、当時では世界一の経済国家となります。

が、太平洋戦争敗戦後にこの概念が一旦大きく揺らぎます。『労働が金銭取得の為の手段になった』からです。

こうなった理由はご自身でお調べ下さい。ここでは書けない事がいっぱいあります。

労働が手段になると『楽して儲ける』とか『ズルして儲ける』とか、本来あってはならない概念が涌き出てきます。

そして『労働が苦痛』だと感じるようになります。

魂の救済が、『魂を汚す』行為となり、希望が消え失せます。

他人と比較しないと幸せを感じられなくなります。

中学生辺りの年齢の人達から絶望が始まります。

未来に待っているのは辛い労働だけなんですから。

10代の人達の死因の3位が『自殺』です。希望の無い未来より、今を永遠に留めたい。

そう思ってしまうのかも知れません。悲しいですね。

それでも世界と対等に渡り合えるのは、まだ『一所懸命』の精神が生きているからです。

意識に昇らなくても、無意識に刻み込まれているからでしょう。

今こそ取り戻す時ではないでしょうか? 魂の救済としての労働を。

…なんか、宗教の勧誘みたいな記事になっちゃいました。

こんな見解もあるんだ、と思って頂ければ嬉しいです。
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