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Nobuyuki Takezawa

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剣と魔法と拳と

剣と魔法と拳と

【剣と魔法と拳と 本文抜粋】

 「ライトオン!」

 と前方に出現した何者かが言った。俺は慌てて暗視の魔法を解いた。

 周囲が真昼のように明るくなった。白く輝く火の玉を強化して、八方向から強い光を俺に浴びせている。俺は慌ててリーサ姫を自分の後ろに移動させた。

 「やあ、吉岡のおっさん。元気だったか。これはリーサ姫、初対面ですが、災難でしたな。はははは」

 と前方の人物が言い、笑った。魔法で強化された銀のプレートメイルを身に付け、赤いマントを羽織っている。マントにはアトリオン王族親衛隊のマークがある。俺は一瞬で事の次第を悟った。

 「森本、これは貴様の計画か」

 「分かりやすくていい計画だろ? 友好関係にある隣国、トスカークの盗賊が身代金目当てでアトリオンの姫をさらった。その盗賊を王族親衛隊員の俺様が退治する。俺様は英雄視されるし、階級も上がって、邪魔者は消える。両国の友好関係も益々深まる。結構だねえ」

 「…その為に盗賊の短剣を俺に抜かせて、無理矢理盗賊にした。姫をさらって来たら元の戦士に戻してやるとお前は言った」

 「約束は守らないぞ」

 「へー」

 「どうした? 観念したか?」

 「いやー、リーサ姫が全部聞いてるけど、どうするつもりかな?」

 「リーサ姫は盗賊が殺してしまいましたとさ、だ」

 「あんな事言ってますけど?」

 俺はリーサ姫に言った。リーサ姫は森本を睨み付けた。

 「王族親衛隊員の身で私を手に掛けるつもりか?!」

 「バレなければ何をしてもいいんだよ。はははは」

 「このゲスがっ!」

 「おや? 姫様にしては乱暴なお言葉をお知りのようで」

 「その黒い光、邪悪そのものですわ!」

 「ほう。噂は本当だったか。殺さずに、何処かの国に売ろうかなあ」

 「わはははは!」

 と俺は笑った。

 「貴様、引っ掛かっておいて負け惜しみか?」

 「部下を連れてきてないだろ?」

 「当たり前だ。シーフなんぞ敵じゃねえ」

 「ふーん」

 俺は魔法使いの時に覚えた中級呪文、ネオブリームスを唱えた。これは広範囲の空間を絶対零度にする魔法だ。

 森本の周囲の空間が凍った。しかし、魔法の範囲も効果も魔法使いだった時の半分も無い。森本もけろっとしている。

 「シーフの、盗賊の魔法が効くと思ったか? どははは!」

 「思ってない」

 「それにしては自信満々だな」

 「まあな」

 「俺はマスターレベルの騎士だぞ」

 「俺は、俺は…」

 まず、全ての魔力を全身に纏う。次に呼吸法で体内まで魔力を循環させる。細胞の一つ一つに魔力を満たす…。

 「きた」

 と俺は言った。力が漲る。そして確信した。



剣と魔法と拳と

ある日ある時突然、剣と魔法の世界に来てしまったら?

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